日記のような内容やガジェットのレビューなら好きなように書いても問題はないですが、アフィリエイトとなると話は別になります。
記事を読んだ読者に購入や登録をしてもらわないと成果にはならないので、どれだけ「その気にさせられるか」がとても重要なんです。
かといって、そんな文章を最初から書ける人なんてそうそうはいないはずです。
そこで、文章を書くことが苦手な人でも、成果率を最大限に高めるための「テンプレート」を 3 つ紹介します。
アフィリエイト記事のテンプレート 3 選
アフィリエイト記事を書くときは、
のこの 3 つをテンプレートにして考えるのがおすすめです。
読者を惹きつける構成ではありますが、自分自身も内容を整理して書けるようになるので覚えておきたいテンプレートになります。
それでは、それぞれの詳しく解説していきましょう。
テンプレ①:PREP法
「PREP法」は、最初に結論を述べてから最後にも結論を述べるので、話を理解しやすい構成になっています。
よくプレゼンテーションなどにもよく使われるテンプレートなので、知っている人もいるでしょう。
構成としては、
PREP法
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
という流れになります。
「PREP法」は最初に要点を伝えるため、読者に無駄なストレスを与えることなく、関心の強い状態で読んでもらえます。
「PREP法」を使った例
それでは、実際に「PREP法」を用いた文章の例を紹介しましょう。
- 【結論】
音声学習は、忙しい人におすすめです。 - 【理由】
なぜなら、机に向かえないときでも学べるからです。 - 【具体例】
例えば、通勤・通学時や筋トレ中でも、イヤホンで聴ける環境さえあればいつでもインプットできます。 - 【結論】
そのため、時間を有効活用できる音声学習は、忙しい人におすすめな学習法です。
このように伝えたいことを明確に構成できるので、自分自身にとっても分かりやすく説明できます。
テンプレ②:PASONAの法則
「PASONAの法則」は、購買欲を高めるための法則として神田昌典氏(日本を代表する国際的マーケッター)が提唱したものになります。
特徴としては、少し不安を煽った上で解決策を紹介し、最終的には読者の不安を解消してあげることにあります。
構成としては、
PASONAの法則
- Problem(問題)
- Agitation(扇動)
- Solution(解決策)
- Narrow down(絞込)
- Action(行動)
という流れになります。
でも実は、「新PASONAの法則」も存在していて、煽らないで共感する流れの法則もあります。
構成としては、
新PASONAの法則
- Problem(問題)
- Affinity(親近感)
- Solution(解決策)
- Offer(提案)
- Narrowing Down(絞込)
- Action(行動)
という流れになります。
まずは基本となる「PASONAの法則」から覚えていって、商品やサービスによっては「新PASONAの法則」を取り入れていくといいでしょう。
「PASONAの法則」を使った例
それでは、実際に「PASONAの法則」を用いた文章の例を紹介しましょう。
- 問題
プログラミングを学びたくても、日々の仕事が忙しくてスクールに通えないと悩んでいませんか? - 扇動
今のままだと、好きでもない仕事をするだけの毎日になり、月日だけが過ぎていってしまいますよ。 - 解決策
オンライン学習なら、時間や場所に関係なくスキマ時間を活用してプログラミングを学べます。 - 絞込
今なら、1ヶ月間の無料トライアルを申し込めます。しかも、今月中に申し込みした人が対象です。 - 行動
働きがいのある仕事へ転職できるように、いますぐ始めましょう!
ただし、あまり煽りすぎると逆効果となる場合もあるので、その塩梅が少し難しかもしれません。
そこで生まれたのが、共感して行動を促す「新PASONAの法則」になります。
「新PASONAの法則」を使った例
それでは、実際に「新PASONAの法則」を用いた文章の例を紹介しましょう。
- 問題
プログラミングを学びたくても、日々の仕事が忙しくてスクールに通えないと悩んでいませんか? - 親近感
私も前職は仕事が忙しく、スクールに申し込んだものの、通うことがほとんどできませんでした。 - 解決策
でもオンライン学習なら、時間や場所に関係なくスキマ時間を活用してプログラミングを学べます。 - 提案
オンライン学習でも、分からないことはプロの講師に質問できます。まずはどのように学べるのか、無料トライアルから始めるのをお勧めします。 - 絞込
今なら、1ヶ月間の無料トライアルを申し込めます。しかも、今月中に申し込みした人が対象です。 - 行動
私もオンライン学習でプログラミングを習得して、今では独立できました。自分を変えたい人は、今すぐ始めまよう!
このように悩んでいる人に寄り添うことで読者に親近感を抱いてもらい、信用度を上げる狙いがあります。
テンプレ③:AIDCASの法則
「AIDCASの法則」は、読者が自ら「行動」を起こさせることを目的としたセールスライティングのテンプレートになります。
最大の特徴は、まず最初に記事タイトルや SNS を使って「注目」してもらうこと。
そして最終的には、購入された後にまでフォーカスして登録・購入者の満足度を上げる法則になります。
構成としては、
AIDCASの法則
- Attention(注目)
→記事を読んでもらうための注意を引く - Interest(興味)
→商品を知ってもらうために商品をアピールする - Desire(欲求)
→商品を使ったときの未来を想像してもらう - Conviction(確信)
→不安要素などを取り除いて確認してもらう - Action(行動)
→行動してもらうための背中を押す - Satisfaction(満足)
→商品購入後のケアをする
という流れになります。
「PASONAの法則」では未来などの「不安」を見せる形になりますが、「AIDCASの法則」は「良い未来」を見せるという違いがあります。
「AIDCASの法則」を使った例
それでは、実際に「AIDCASの法則」を用いた文章の例を紹介しましょう。
- 注目
ニキビで悩む人がいなくなる画期的な商品「◯◯◯」新発売! - 興味
8割の人がニキビ予防の化粧水などに効果がないと感じています。そこで新しく開発されたのが「◯◯◯」です。 - 欲求
肌の状態を正常にする成分「△△△」を配合することで、ニキビができにくい肌を保てるようになります。 - 確信
赤ちゃんにも使えるほどの低刺激なため、他のニキビ予防の化粧水などで荒れてしまった人にもおすすめです。 - 行動
通常価格10,000円のところ、今なら初回980円。しかも、定期購入の必要もありません。 - 満足
購入後は、次の購入時に使える50%OFFクーポンがもらえました。
アフターケアに定評があったり、良い口コミがあるような商品の場合は、この「AIDCASの法則」が便利です。
セールスライティングのコツ
成果率を最大限に高めるための「テンプレート」を 3 つ紹介しましたが、さらに文章の中で意識しておきたいセールスライティングのコツがあります。
セールスライティングのコツ
- ベネフィット(利益)をしっかりと伝える
- デメリットをちゃんと理解してもらう
- 未来の自分を想像してもらう
- 不安要素は取り除いておく
- 迷っている人の背中を押す